ピアノを弾く際のそれぞれの指の役割

ピアノを弾くときには10本の指を駆使しますよね。

10本の指はロボットみたいに同じように動くのではなく、それぞれの指には役割があり、指によって、それが右手か左手かによっても働き方が全然違ってきます。

まず、他の指と大きく違う指は親指です。

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親指(1の指)は、2、3、4、5の指とは異なるつき方をしていて、手首の付け根から生えています(変な言いまわしですが)。

物を掴む時には無くてはならない指ですよね。

普段当たり前のように物を持ち上げたりしていますが、親指はとても重要な役割をしています。

そして、親指の形も他の指とは少し異なり、太くて短いです。

ですので、ピアノで弾くときには親指に特に気を遣ってあげたほうがいいです。

力も強いので、レガート(なめらかに)で弾かなければならないところは親指のタッチが目立ってしまう、ということもよくあります。

聴いている人に「ここは親指で弾いたな」と見抜かれないくらいに他の指で弾く音となじませることが大切ですね。

例外も沢山ありますが、大半の曲はだいたい外声(外側)、内声(内側)に分かれていて、主に外声である上のメロディラインと下のベースラインを意識して弾くと、音楽がより立体的になってきます。

一番聴かせたいのは主役である右手のメロディラインです。

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ここで、人間の指の構造をもう一度思い出しましょう。

主に響かせたい音は外側なのに、一番外側の5の指は細くて弱いのです。

そのため、外側のメロディライン(小指)よりも内側の音(親指)が目立ってしまいます。

メロディラインを響かせることを意識することが大切です。

二番目に響かせたいのは左手のベースラインです。

ベースラインも外側の小指を意識して、親指を抑えるべきです。

メロディラインが主役なら、ベースラインは準主役、その他声部は脇役、といったところでしょうか。

ピアノの演奏を劇団に例えてみましたが、オーケストラに例えられることもしばしばありますよね。

同じピアノなのに、この場面はバイオリンで弾くように、右手はフルートで左手はコントラバスだったりパーカッションだったり…それだけピアノ1台のみの演奏でも、たくさんのパートが詰まっていて、それを1人の人間が10本の指で表現しなければならない。

冷静に考えてみるとピアノの演奏はとても大変な作業だと感じます。

それをふまえた上で演奏するのとしないのでは、大きく変わると思います。

ピアノ演奏をオーケストラや劇のようにとらえてみると、より広い視野で演奏することが出来るでしょう。

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