指導者とはどうあるべきか。ピアノ講師の観点から。努力の仕方

「何でこんなに簡単なことができないの…?信じられない…」

ピアノ講師のみなさん、レッスンではどんな指導をされていますか?

ピアノ講師とひとまとめに言っても、レベルもさまざま、どんな風に音楽に触れてきたか、ピアニストもやっている方、ピアノ指導一本でやっている方など、色々な境遇の方がいらっしゃるでしょう。

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ピアノ講師の中には幼少期から不器用で、人一倍頑張らなければ平均的なレベルの演奏に追いつけなくて、でも、ピアノや音楽が大好きで将来ピアノを職業にしたくて努力を惜しまなかった人、

反対に、生まれもった才能があり、幼少期からそんなに練習しなくたって周りのお友達よりも秀でていて、特に努力しなくてもここまで来れた人。。

本当にさまざまだと思います。

教育者にふさわしいのはどちらかなと考えてみると、間違いなく前者の努力してきてここまで登り詰めた人だと思います。

しかし、ピアニストやピアノ講師にはそこまで努力しなくたってもともと頭の回転も速く、高いレベルの方の方が多い気がします。

ピアニストだけで食べていける人はひとにぎりです。

ほとんどのピアニストがピアノ講師も兼ねている現状です。

そういった方が指導者になると、レッスンで出来の悪い生徒を目の当たりにすると「どうしてこんな簡単なことができないの?!信じられない…」と感じることが多々あるでしょう。

自分自身は努力しなくてもそれが簡単にできたため、その生徒の気持ちがわからないからそういう状況になるのですね。

生徒の中には初めから器用で何も問題なくできる生徒、不器用で一から教えないと何もできない生徒、色んな人がいるのです。

だから、指導者にふさわしいのは、人一倍苦労してたくさん努力してさまざまな障害を乗り越えてひとつひとつクリアしてきた人だということがわかります。

そういった人の方が、どんな生徒の気持ちにもなれるでしょう。

ピアノだけでなく、人一倍悩んで苦労してきた人は「何で私だけこんなに辛い思いしなければいけないの?」と嘆き悲しんだこともあると思いますが、嘆き悲しんだ分、きっと悩んでいる人の気持ちになれる、人の痛みのわかる優しい人になれると思います。

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「周りのみんなはこんなこと頑張らなくても簡単に出来てしまうのに、私は不器用だから人一倍努力しなくちゃいけない。。」

と悩みながらも、周りの何倍も何十倍も努力しつづけた結果、世界的に活躍している方だっていますよね。

あきらめずに正しい努力をしつづければ、必ず結果はついてきますし、悩んで努力した数だけ良い指導者になれるはずです。

今まで努力しなくても器用に何事もこなしてきた人は、元々の生まれ持った才能があり、それは本当に素晴らしい魅力です。

ですが、指導者になるのであれば、これから人一倍努力するべきです。

ピアノが上手になりたいのになかなか上手になれない、困っている人の気持ちに自分もなってみる努力です。

壁にぶつかること、挫折を知らないというのは場合によっては危険かもしれません。

その努力をすることはかなり大変かもしれません。

「何でこんな簡単なことができないのかしら」とあきれるのではなく、まずは「この生徒はどうしてここで壁にぶつかっているのか」冷静に考えてみること。

考えても解決法がわからない場合は本を読んだり同業者に相談する。

そういった努力を日々惜しまないこと。

非常に大切なことだと感じます。

それをひとつひとつ乗り越えて、指導者もまた成長していくのだと思います。

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