ピアノ指導はたとえてイメージで理解してもらう。主な例をご紹介!

以前の記事で、ピアノ指導において、演奏の仕方は言葉のみではあらわしきれないものがあり、生徒たちには音楽を身体全体で理解してもらうことが大切だということをお伝えしました。

小道具としてゴムを使ったフレーズの取り方のお話をしました。

今日は、音楽をイメージで理解してもらう方法を紹介します。

「指の形をこうして…」とか、「強弱を守って…」とか、「力を抜いて…」と言っただけでは、生徒側からしたら理解しようとしてもなかなかしずらいという可能性もあります。

理解してもらうためには、身体全体で感じることの他に、指導に比喩表現などを取り入れてイメージしてもらうことも大切な要素です。

演奏における表現を身近にあるもの、ことに例えて説明すると、簡単に理解してもらえることがあります。

ピアノ講師の私が日頃よく使っている例を挙げたいと思います。

1.会話しているように…

クラシックの曲にはよく、右手で弾く高い音と左手で弾く低い音が会話しているように感じられる部分が見られます。

「高音の女の人が、低音の男の人と会話しているようなイメージで弾いてみましょう」と言うと、わかりやすくなります。

そして、会話には問いと答えがありますね。音楽のニュアンスで、どちらが問いの部分なのか、答えの部分なのか、考えさせてみましょう。音楽も会話のように、高い声、低い声、色々な高さがあり、問いと答えがあります。会話に例えるのはとてもわかりやすいと思います。

2.動物などに例える

音楽には掛け合いの部分が出てきます。激しい場合は1小節の間に何度も出てきたりします。

例えば、フォルテ、ピアノ、フォルテ、ピアノの掛け合いが続いたとしたら、「大きなネコが出てきたと思ったら次はネズミがちょこちょこ逃げて、またネコが追いかけて、ネズミが逃げて…」などと言うと、その光景をイメージすることで演奏がしやすくなることがあります。

3.楽器に例える

これは大学の教授レベルの先生のレッスンでもよく聞きます。

ピアノは、たった1台で何人もの役を務めることができます。メロディライン、ベースライン、内声、すべての役目を1台で果たすことが出来るからです。

そのため、「オーケストラをイメージして弾きなさい」と言う先生は非常に多いです。この部分は何の楽器かな?と考えることは大切ですね。

そうすると、視野がぐんと広がり、演奏の幅も広がります。

そのためにも、ピアノ専門でも、オーケストラを見たり聴いたりすることは欠かせませんね。

4.跳び箱の踏み台に例える

跳び箱をとぶとき、助走をつけたあとに踏み台をジャンプして箱をとびこえますよね。あのシーンが、演奏にたくさん出てくると思うのです。

例えば、音が大きく跳躍するときです。イメージとしては、1の音から2の音へ跳躍するときに、1を踏み台にして箱を飛び越えて2で着地です。そのとき、手が自然と小さな弧を描きます。

4点を挙げてみましたが、大人から子どもまで理解しやすい内容となっていると思います。楽しくイメージしながらピアノを学んでいけるのではないでしょうか?ぜひぜひ試してみてくださいね。

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