楽器より自分のメンテナンス!ヨガがピアニストにおすすめの理由

ピアニストはピアノの調律をかかせませんよね。

でも、それよりももっと大切なこと…

肝心な自分の身体や心のメンテナンスが足りていません。

演奏家って、はたからみるとただ楽器を楽しく奏でているだけのように感じるかもしれませんが、けしてそんなことはありません。

演奏中は、それはそれは自分の集中力、忍耐力、体力との闘いです。。

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スポーツ選手と楽器奏者の共通点

こんなに自分の身体と向き合う演奏も、立派なスポーツでは?と思うことがあります。

スポーツ選手にはトレーナーがついているので
日頃から丁寧な身体のメンテナンスをしたり、ストレッチなどの準備体操もかかさないですよね。
万全に準備した上で試合に挑みます。

でも、ピアニストなどの演奏家ってトレーナーはもちろんいませんし、
スポーツ選手のように目に見えて激しい運動まではいかないせいか、
練習前や本番前に準備体操をしたり、定期的にメンテナンスしている人は少ないと思います。

その割には、演奏家は毎日長時間の練習をしていて、身体に予想以上に負担をかけてしまっています。

それぞれの楽器によって使う身体の部分は変わってきますが、その楽器が何であれ、身体の一部を想像以上に駆使していて、
そのパーツが人間の本来あるべき位置から遠のいていって、不調をきたしてしまうことがあります。

私はピアノを弾くと手が前に伸びるせいか肩がものすごく内側に巻いていて、正常な位置から離れてしまっています。

全員がそうではないですし、原因がピアノだけにあるとは言いきれませんが、ピアニストで巻き肩の人はたくさんいると感じます。

巻き肩やその他ストレスなどが原因で、私は身体に歪みがでてしまい、自律神経が乱れるなどの不調をきたすようになってしまいました。

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他の楽器はもっと歪む?!

今通っているヨガの先生は、昔ヴァイオリンを演奏されていたそうです。

ヴァイオリンはピアノよりももっと身体が歪みます。
左手で楽器を構えて支える力がいりますし、右手は弓を色んな方向へ動かしますよね。
立ち位置は胸とおへその位置が曲がっています。
そのスタイルを何十年も続けていればそりゃあ歪みます。

ヨガの先生は、その歪みが積もりに積もり、大きな引き金となり、更に心の不調も重なりメニエール病になったことからヨガに出会ったそうです。

また、弦楽器だけでなく管楽器も、中でも特にフルートなどは両手を右に構えるので身体が歪むようです。

このように、その楽器によって自然と鍛えられていく筋肉も壊れていく部分も変わってくるのですね。

そう考えると、恐ろしいですよね。

楽器を自分の命よりも大切にしている演奏家も少なくないですが、
自分の身体自体にその楽器を奏でる力がなくなれば、いい音楽も作れません。

なので、楽器のメンテナンスも大事ですが、なによりも自分を一番大切に、
自分の身体と心をよく見つめてメンテナンスをしてあげることが重要だと感じます。

「うまれたて」にリセットする

私は人一倍自分の不調を感じやすいというのもあり、5年ほど前にヨガに出会いました。

今となってはヨガは無くてはならない存在です。

いつも決まった所を駆使していて、ポジションが歪んでいるかもしれない、私たちの身体。

それが普通だと思ってしまうことは危険です。

準備体操もろくにせず長時間練習をして身体が凝り固まった演奏家にとっては、
ヨガによって身体も心もメンテナンス、リセットさせることは重要だと思います。

演奏をすることで歪むのならもう演奏をやめる、というのではなく、
ヨガで本来の身体の位置を知る、そしていつでも本来の位置に戻って来れるということが大切、
と先生は言っていました。

先生いわく、ヨガの真の目的は「うまれたてに戻る」ということらしいです。

歳をとるにつれてたくさんの経験をつみ、今の私たちが形成されていますが、経験をつむことで「癖」がうまれますよね。

それは考え方の癖だったり、体の動かし方の癖だったり。

信号は赤のとき止まる。
というようなことは当たり前ですが、そんなことさえも教育や経験によって知ったことです。

でも、教育や経験によって必要のない先入観だったり、色々な癖が必要以上に覆いかぶさり、それがストレスとなって不調をきたすことがあります。

ヨガは、それを一度本来のうまれたてのあかちゃんのように戻してくれます。

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瞑想・呼吸法でリラックス効果も

演奏家は感受性が豊かですよね。
だから心のケアも大切にしていきたいです。

人前でパフォーマンスすることも多いので、メンタル面も鍛えていくことも必要です。

私は本番前などの大変な時こそヨガを大事にしています。
瞑想や呼吸法など、パフォーマンスをする人にとっては雑念を払って精神統一することは必要です。
普段は息をするのを忘れていることが多いですし、演奏をしている時も呼吸の流れは止めてはならないので、本来の呼吸法も知っておくべきです。
緊張している時こそ、ヨガは物事を冷静に見る力を与えてくれます。

そして、ヨガ後のピアノはびっくりするほど弾きやすいです!
身体がほぐれて本来の位置に戻っている証拠かと思います。
ピアノの前にするヨガは、私にとって良い準備体操になっています。
本番でも脱力してピアノが弾けるようになってきたのは、ヨガをはじめてからだと感じます。

このように、演奏する人にとって、ヨガは必要不可欠だと私は思っています。
少しでもヨガをする演奏家が増えてくれると嬉しいです。

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