のだめカンタービレを元音大生が読んで 3巻のあらすじ・曲目解説・感想

・のだめカンタービレ(二ノ宮知子) 3巻のあらすじ

世界的な指揮者シュトレーゼマンが生徒を選抜して作ったオーケストラ「Sオケ」。

しかし、モテモテな千秋真一に嫉妬したシュトレーゼマンは自分の作ったSオケを脱退してしまいます。

千秋はSオケの指揮者を担当させられることに。

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選抜された生徒たちとはいえ、個性が強すぎて一体感のないオーケストラで指揮者千秋は頭を抱える日々…。

シュトレーゼマンはもともとある優秀なAオケの指揮者をすることに。

定期公演にて、SオケはAオケとの対決をすることになってしまった。

一方、まともなAオケはというと、指揮者を担当するはずのシュトレーゼマンが定期公演当日腹痛を理由に指揮者をサボり、急遽指揮科の大河内くんが担当するという事態に…

果たしてどちらが勝利できるのでしょうか?

そして、気分屋(?)シュトレーゼマンの本当の狙いは何なのでしょうか?

・のだめカンタービレ3巻に登場する曲目解説(1曲)

①ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」(1804)

ドイツから来た指揮の先生シュトレーゼマンが生徒を選抜して作ったシュトレーゼマン・スペシャルオーケストラにて演奏された曲。

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この曲はフランスの共和主義を守るために闘っていたナポレオンに感化させられたベートーヴェンが「ボナパルトに捧げる」という表題をつけたと言われている、有名なエピソードがあります。

しかし、ナポレオンはその後、自ら皇帝に即位してしまいます。

それに腹を立てたベートーヴェンはこの表題を破り捨てることになります。

ベートーヴェンはこの曲で、史上革新的な交響曲の世界へ踏み込んでいき、形式にとらわれず、音の芸術性を追求するようになりました。

・のだめカンタービレ3巻を読んでの感想

3巻にはコントラバスの佐久桜という女の子が登場します。

この子はおうちが貧乏で、自身もバイトをしなければ生活が追いつかず、練習する暇もなければ交通費も払えず、自宅から学校までの10kmを、コントラバスを担ぎながら徒歩で向かっているという状況です。

ただ、貧乏な理由は佐久桜の父親がストラディバリウスなど大量の高級品への浪費が原因だということがわかり…

深刻に同情する気にもなれませんが、実際に音大生で経済的余裕がなく、自分でバイトして全額学費を払って通っている友達は何人もいました。

私自身も決して裕福な家庭ではなく、当時バイトもしていましたが、学費は両親が払ってもらっていました。

音大生はお嬢様が行く所、経済的に余裕がある家庭が大半というイメージがありますし、実際そういった方が半分以上でしたが、中には苦労しながら音楽を学んでいる人もいるのです。

音楽を学ぶには本当にお金がかかります…

でも、本気で学びたいという気持ちと覚悟があれば、誰だって夢は叶えられるはずです。

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