のだめカンタービレを元音大生が読んで 2巻のあらすじ・曲目解説・感想

・のだめカンタービレ(二ノ宮知子) 2巻のあらすじ

千秋先輩に恋するのだめのライバル出現!その名も打楽器の真澄ちゃん(男)。

クリスマスに千秋先輩と一緒に過ごせるのはのだめか、真澄ちゃんか?

壮絶な戦いが始まるが、二人ともあっさり振られてしまいます。

スポンサーリンク

なんだかんだで、のだめと真澄ちゃんは仲良くなり、更に千秋先輩、ヴァイオリンの峰くんも加わってアンサンブルしたり年越ししたり。

そうしているうちにドイツ人のミルヒ・ホルスタインという謎のおじいちゃんが現れます。

彼は女好きでかなりの変人ですが、実は世界的な指揮者で、後に大学の指揮の先生として来日したことがわかります。

しかし、めちゃくちゃな基準で生徒を選抜してオーケストラを作ったりと、振り回される学生たちでありました。。

・のだめカンタービレ2巻に登場する曲目解説(3曲)

①ベートーヴェン 交響曲第9番第2楽章(1824)

千秋に気に入られようと、オーケストラで真澄ちゃんがティンパニをつとめた曲。

この曲はベートーヴェンの最後に作曲した交響曲で、「合唱付き」という
副題も付けられることも多く、「第九(だいく)」とも呼ばれ親しまれています。

年末になるとさまざまなところで第九が演奏されますね。

それは、年の終わりだからベートーヴェンの最後に作曲した曲を演奏する、といった意味合いなのだとか。

特に第4楽章は有名で、オーケストラと独唱、合唱が共演して「歓喜の歌」が歌われます。

第2楽章はニ短調で、崖から落ちるような衝撃的な音から始まりますが、長調で明るく幸せな場面も出てきたりして、この楽章だけでもドラマのある曲です。

全体的には動きが多く、元気のある曲となっています。

真澄ちゃんのティンパニも大活躍。

スポンサーリンク

②マーラー 交響曲第8番

シュトレーゼマン(ミルヒホルスタイン)がこの曲を指揮したのを千秋が聴いて衝撃を受けたという曲。

非常に大規模で、大人数の管弦楽、独唱者8人、複数の合唱団で構成されており、「千人の交響曲」として有名です。

初演は1910年、マーラーの指揮によって演奏され、タイトル通り、出演者は全部でなんと1030人という壮大な幕開けとなりました。

演奏時間は約1時間半に渡り、迫力がすごすぎて、圧倒されてしまいます。

この曲は交響曲ではなくカンタータ(オーケストラ伴奏付きの声楽曲。交声曲。)であるべきだったという意見もあります。

③ベートーヴェン交響曲第7番(1812)

シュトレーゼマン(ミルヒホルスタイン)が生徒を選抜して集めたオーケストラで演奏された曲。

ベートーヴェンの中で最も正統的な技法で作曲された、生命力にあふれた交響曲。

とてもリズミカルな作風が特徴で、後にリストはこの曲を「リズムの神化」と呼び、ワーグナーは「舞踏の神化」と呼んだと言われ、さまざまな作曲家から絶賛されています。

・感想

登場する曲は今のところベートーヴェンが多いですね。それだけ親しまれているのでしょう。

2巻はミルヒ・ホルスタインという変人が登場しましたが、本当にこういう感じの先生、音大にいました!笑

しかも同じく指揮の先生でしたね(指揮者を批判している訳ではありませんが)。

さすがにミルヒほど過激ではないですが、結構似ていて、気に入った女の子がいたら贔屓して可愛がったり単位あげたり、あきらかに優遇したり…好みじゃない学生に対しては本当にひどい扱いで…今となってはいい思い出ですが当時は本当に嫌でしたね(汗)

ミルヒは漫画の中ですし許せると共に、当時の苦い思い出を美化してくれている気がします。笑

スポンサーリンク

関連記事

コメント

ページ上部へ戻る