のだめカンタービレを元音大生が読んで 13巻のあらすじ・曲目解説・感想

・のだめカンタービレ(二ノ宮知子) 13巻の内容

いよいよクリスマスです。

千秋はのだめが待っているからとネックレスを買い、クリスマスの日に住んでいるアパートへ帰りますが、予想はハズレ、のだめはいません。

その頃、のだめは子どもたちのクリスマス劇にて急遽馬の代役をつとめていました。

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千秋は、このオレ様を待たせるとは何でだ?会えない時、特に連絡もないし、本当に自分のことが好きなのか?帰ってきてやったのに!と怒りが爆発寸前に。

そんな中帰宅中ののだめと道でばったり会い、取っ組み合いになりますが、なんだかんだで仲直り。

また、千秋はルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者の依頼を受けることに。ますます音楽への意欲が増します。

ですがこのオーケストラ、何かおかしい…指揮者が当日来なかったり、昨日まで来ていた奏者が突然来なくなったり…千秋、こんな難アリオケをまとめることはできるのでしょうか?!

・のだめカンタービレ13巻に登場する曲目解説(5曲)

①ショパン ノクターン 第8番 作品27-2
マジノ先生(シャルルの代わり)のレッスンでのだめが弾いた曲。

テレーズ・ダボ二ー伯爵夫人に献呈された影響で「貴婦人の夜想曲」とも呼ばれることもあります。
非常に美しく、叙情的な曲です。

②プーランク ピアノ、オーボエとバッソンのための三重奏曲 FP43

6月の試験でのだめと黒木とポール・デュボワが演奏する曲。

プーランクは、フランス6人組のひとりです。

プーランクの作品は、軽快で楽しい曲が多いけれど、どの曲にもどこか陰があり、楽しさと共にさびしさ、儚さを感じさせられる独特の雰囲気があります。

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③リムスキー・コルサコフ 「スペイン奇想曲」(1887)

千秋がもうすぐ常任指揮者となるルー・マルレ・オーケストラの定期公演にて演奏された曲。

リムスキー・コルサコフは、ロシア5人組のうちのひとりです。

この曲は初演を受けた団員67名に献呈されました。

作曲するにあたって、題名のとおり、スペイン民謡が用いられており、異国風で華麗な曲風となっています。

④ドビュッシー 交響詩「海」(1905)

ルー・マルレ・オーケストラの定期公演にて演奏された曲。

海を表現した標題音楽。まさに海の波や風などが忠実に表現されており、印象主義音楽の代表作となっています。

スコアの表紙に葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が使用されました。

⑤デュカス 交響詩 「魔法使いの弟子」

ルー・マルレ・オーケストラで千秋が初めて振った曲。

ゲーテの詩「魔法使いの弟子」をオーケストラで表現した曲。

ディズニー「ファンタジア」でこの曲が取り上げられ、有名になりました。

・のだめカンタービレ13巻を読んでの感想

シャルルの代わりのマジノ先生が、のだめのピアノレッスンで重要なことを言っていました。

バッハ平均律の練習のしかたです。バッハは声部がたくさんでてきて、暗譜をするのが大変です。

全ての声部を歌えるようにするには、4声の場合、ソプラノ歌いながらアルトを弾く、ソプラノ歌いながらテノール弾く、バス弾く、今度はアルトを歌いながらソプラノ弾く、テノール弾く、バス弾く…という練習をしなさいと伝授していました。

これはとても効果のある練習法なので、二宮さんはきっとピアニストとか音大生から教えてもらったのだとは思うのですが、すごい細かいところまで調査されているなぁ…と感動しながら読み進めています。

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