のだめカンタービレを元音大生が読んで 1巻のあらすじ・曲目解説・感想

・のだめカンタービレ (二ノ宮知子)1巻の簡単なあらすじ

音大生ピアノ科のだめはいつも変な奇声を発していて部屋もぐちゃぐちゃ、演奏も自由奔放。

有名ピアニストの息子、千秋真一はイケメンで、ピアノ科でありながら作曲もヴァイオリンも超優秀の天才で周りの女子からはモテモテ。

世界に羽ばたいていい存在だが飛行機恐怖症のため、海外に行くのは難しそう…

スポンサーリンク

そんなのだめと千秋先輩の出会い。

のだめはすでに千秋先輩にメロメロ。

千秋先輩はというとだらしないのだめにあきれ返っているが、そんな中部屋を片付けてあげたり料理してあげたりピアノを教えたり…

なぜかのだめにお世話してしまう。

2台ピアノを一緒に弾くシーンも出てきます。

・のだめカンタービレ1巻に登場する曲目解説4曲

①ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」(1798)

のだめが練習していた曲。

ベートーヴェンの3大ピアノソナタに含まれる初期の代表作。(3大ピアノソナタは月光、熱情、悲愴。)

「悲愴」は、ベートーヴェン自身がつけた数少ない題名でのひとつでもあります。

それ以前のベートーヴェンピアノソナタよりも革新的な要素を含んでいて、人間の奥深くにあるさまざまな感情を3つの楽章を通して豊かに表現しています。

特に2楽章は有名で、絶望的な1楽章、悲しみや焦りのある3楽章の暗い雰囲気とは対照的に、どこか淋しいけれど穏やかで、希望の光が見えるような旋律になっています。

②モーツァルト 2台ピアノのためのソナタニ長調(1781)

のだめと千秋先輩が先生に勧められ初共演していた曲。

この曲は華やかで、高い演奏効果が望まれます。
モーツァルトが25歳のとき、ウィーンで作曲。

モーツァルトの弟子であるヨーゼファ・バルバラ・アウエルンハンマーという女性と共演するために作られました。
彼女はとても優秀なピアニストでモーツァルトからも高い評価を受けていました。

彼女はモーツァルトに対して恋愛感情がありましたが、その好意を感じたモーツァルトは彼女に対して「デブで汗っかきで吐き気がする」と感じていたようです。

スポンサーリンク

③ベートーヴェンヴァイオリンソナタ第5番「春」(1801)

ヴァイオリン科の峰くんが試験で弾いていた曲。

ベートーヴェンが30歳の時に作曲されました。

ヘ長調というあたたかい響きで春の優美さが表現されており、今にも春が訪れて穏やかな風が吹いてきそうなふんわりとした曲です。

耳の病気は既にはじまっており、苦しんでいましたが、この頃、17歳の少女ジュリエッタ・グィッチャルディに恋をしていたようです。
この少女がベートーヴェンの心を幸せな気持ちに変化させてくれたのだとか。

④モーツァルト オペラ「魔笛」 夜の女王のアリア

千秋の元カノで声楽科の彩子が歌いたかった曲。

オペラ「魔笛」に出てくる夜の女王が歌うアリア。

この曲は高い歌唱技術が問われます。

技巧的で、かなり高い音が出てくるので、この曲はコロラトゥーラソプラノの登竜門とも言われています。

楽しく明るい曲ととらわれがちですが、実は怒りの叫びを表現している曲です。

・感想

1巻に出てくる曲はベートーヴェン、モーツァルトの古典派で固まっています。

どの曲も有名でクラシック初心者の方でも親しみやすい曲かと思います。

音大生時代を思い返してみると。

千秋先輩みたいな男子いたいた!優秀だからってナルシストで、結構モテるし、周りを見下している人…困っちゃうほどでした。

現実にいると個人的にはイラッとしてしまうのですが、漫画だったら許されますね。笑

スポンサーリンク

関連記事

コメント

ページ上部へ戻る