個性とは何か、普通とは何か。

2017年ももうすぐ終わりますね。
年々、時が経つのが早まっている気がします。
地球のまわる速さがどんどんはやくなっているのでしょうか?笑
今日は、「普通」について考えたいと思います。
早速ですがみなさんに聞きます。
「普通」って何ですか?
私はよく、
「普通ってなんだろう?」と考えます。
私が音大卒だということを知っている人からは
「音大ってやっぱり変人が多いの?」
とよく聞かれます。これ、定番です。
「うーん、まぁ、そうだね。結構ぶっ飛んでる人多いかも?」
と、いつも適当に答えてしまうのですが…(音大生のみなさんすみません)
正直なところ、変人がいるのかどうかよくわかりません。笑
ここで私は深く考え込んでしまいます。
変人って何でしょう?
普通じゃないから変だと認識されるのだと思うのですが、では「普通」って何なのでしょうか…?
あなたの周りに普通だと思う人はいますか?
私の周りには、いないかもしれません。笑
だからといって、変な人ばっかりとも思いません。
「変人」というと、なんだか良くないイメージなのですが、言い回しを少し変えて、「個性的」はどうでしょうか?
変=個性的にはならないですが、少し似ているところがあると思います。
「変だな」という感情が生まれるのは、その人の価値観と自分の価値観とが異なる時です。
「この人、変だな…」と思う瞬間って決して良い気分ではなく、むしろ悪い気分なことが多いのではないでしょうか。
でも、「この人、個性的だな」と思う時って気分は悪くないのではないでしょうか。
自分の価値観とは違うけれど、良いかも!って思う時だと思います。
一方で、ある人の価値観と自分の価値観にいくつか似ているところがあると、共感できて嬉しくなったりします。
じゃあ、その共感できる人は「普通の人」と言えるのでしょうか・・・
いったい、何が「普通」なのでしょうか。
「普通」がわかりません。
きっと私も「普通」ではないのでしょう。。。
この世にいる限り、この社会で生きていく限り、人と関わらなければなりません。
たくさんの人と上手く関わるには、ノリを良くしたり、話を合わせたりすることも必要だったりします。
協調性のある人はやはり好かれます。
とても大切なことだと思います。
それができる人が世の中では「普通の人」とされているのでしょうか。
私の周りには、個性的な人がたくさんいます。
私の中で「個性的な人」とは、しっかりと自分のキャラクターがあって、自分の考えを持っていて、ブレない、自由な人。
個性的なファッション、個性的な演奏、個性的な話し方、考え方・・・もちろん、個性的な人みんなが周りと全く協調できないわけではありません。
協調できる人、できない人、さまざまです。
色々な人がいていいじゃないですか。
私は個性的な人が大好きなのです。
私もあなたも、全く同じ人間は他にいません。
もっと自分の個性を大切にしたい。
もっと自分だけの演奏をしたい。
・・・そんなことを考える今日この頃です。
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