ピアノ発表会など本番で緊張した時の5つの対処法

発表会、コンサートなどで演奏する機会のある方もいらっしゃると思います。
やっぱり、お客さんの前で演奏するのはとても勇気のいることだし、どうしても緊張してしまいます。
そこで、今回は緊張してしまった時に私が実際やってみて効果のあった対処法をお伝えしたいと思います。
スポンサーリンク
その前に…!
勘違いしないでいただきたいことがあります。
「緊張しない方法」というものはありません。
人間、誰しもが人前に立つと緊張してしまうものです。
ごく稀に緊張しないという方もいるようですが、人前に立つ時の高揚感のようなものはあるのではないでしょうか。
緊張にはいい緊張と悪い緊張があります。
本番前に心拍数があがり、人によっては手や足が震えたり汗がでたりしますが、それはごく自然なことです。
人前に出ることを考えると体がそういう風に反応するのです。
この緊張を、どうとらえるかが大事です。
「いつも通り、緊張しているな。よしよし。」
と思えるか、
「緊張してきた…どうしよう」
と焦ってしまうかです。
スポンサーリンク
もちろん、理想は前者です。
緊張をするのはみんな同じなので、ドキドキを楽しみましょう。
そう言われても、ダメなものはダメな時もありますね…。
でも、逆に緊張をゼロにしてもいいパフォーマンスはできません。
過度な緊張はやわらげて、いい緊張ができる対策をお伝えしようと思います。
アロマオイル
ハンカチに2,3滴たらして会場へ持っていく。
おすすめの香りはローズマリー。
記憶力、集中力を高めるので良いパフォーマンスができるでしょう。
呼吸法
鼻から4秒吸って、口から6秒吐くと良いです。
演奏中も、呼吸をすること。
息を吸うと心拍が速くなり、吐くと遅くなるので、吐く息を多くすることがポイント。
ヨガに行くと呼吸が大事だと言われます。
緊張していると呼吸がどうしても浅くなってしまうので深くできるように意識しましょう。
ストレッチ
緊張していると全身の筋肉が固まってしまうので、できる範囲でストレッチして筋肉をのばすと良いです。
左手薬指をもむ
左手薬指の全体を覆うように、反対の右手で揉みます。
左手の薬指は心臓と繋がっているので揉むと心拍数をおさえられます。
「名言メモ」を作る
先生からのアドバイス、読んだ本などで勇気づけられる名言を見つけたら、忘れないように「名言メモ」に書く。
せっかくの名言が、メモをしないことで忘れてしまうとすごくもったいないです。
心に残ったことはすぐにメモする習慣をつけるといいですよ。
ちなみに私の「名言メモ」にはこんなことが書いてあります。
- 練習を本番のように、本番を練習のように。
- 間違えたっていいじゃない。機械じゃないんだから。byフジ子・ヘミング
- 間違いは、蚊にさされたようなものだと思えばいい!
- 音楽は本来、人と比べたり点数をつけたりするものではない。
- 結果のことは気にしない!ベストを尽くすこと
- 音楽を、上手くなる努力よりも、好きになる努力をしてほしい。
- 聴いている人もみんな同じ人間。
などなど。
そして本番前には、名言ノートを振り返ると同時に、自分に問いかけてみましょう。
私はいつも本番前に、自分は何の為に今まで頑張ってきたのか、問いかけます。
それは
「本番で良い演奏をしたいから」
ではないでしょうか?
良い演奏をするために一番大切なのは
「演奏者が楽しむ」ことです。
楽しんでいるのがお客さんに伝われば、お客さんも楽しんでくれます。
今まで頑張ってきたのだから、貴重なステージ、あとは思う存分楽しむぞ!という意気込みです。
「良い演奏」とは、リズムが均等でミスがひとつもない完璧な演奏ではありません。
演奏者の心に秘めているものを音楽に介してあらわされる少しくらい間違っても蚊に刺されたようなものだと思いましょう。
人間だもの。ロボットじゃないのだから。
良いパフォーマンスができますように!お祈りしています。
スポンサーリンク
コメント
-
2018年 2月 02日
-
2018年 2月 02日
この記事へのコメントはありません。