音大行くならグランドピアノ購入すべき?おすすめやアップライトとの違い

「娘が音大を受験しますが、家ではアップライトピアノを使用しております。やはり専門的に勉強するとなるとグランドピアノに買い換えるべきでしょうか?」

というご相談をいただきました。

グランドピアノは高価なものですし、簡単に買えるものではないですよね。

私は、音大受験生の高校3年の夏ごろ、志望校の先生のすすめでグランドピアノを購入しました。

スポンサーリンク

ある日のレッスン中、先生が

「ピアノの練習をする時は蓋を開けた方が響きが全然違うよ。おうちのピアノの蓋開けて練習してるかな?」

とおっしゃいました。

その頃私は小さなアップライトピアノで練習していたので、

「えーっと…うちのピアノはグランドピアノではありません。。」

と言いました。

そうしたら先生がとてもびっくりされて

「今すぐ買いなさい!アップライトピアノとグランドピアノは違う楽器です。」

とおっしゃったので買いました…笑

その時は訳もわからず言われたがままに購入しましたが、今となってはその違いがわかります。

元々、アップライトピアノとは一般家庭でも置けるようにと、グランドピアノをコンパクトにしたものです。

なのでアップライトピアノには表現の幅に限界があります。

グランドピアノはやはり出せる強弱の幅も全然違います。

グランドピアノは床と平行に弦が張ってあるので、打鍵してすぐにハンマーで上に向かって音を出すことができますが、アップライトピアノは縦に弦が張ってあるので、打鍵してから音が鳴るまでに時間がかかります。

つまり、1秒間に連打できる音の数が圧倒的に少ないのです。

グランドピアノは連打音もうまくいきますし、色々な面での幅が広く、それに伴って当然演奏の幅も広がります。

私の先生がおっしゃった、「蓋を開けて練習する」ということもグランドピアノならではの練習方法です。

アップライトピアノも蓋は開くのですが、音が響いていく方向が異なります。

スポンサーリンク

グランドピアノはイメージとしては上方向へ(楽器屋さんは四方八方へと言っていましたが)音が響きます。

一方でアップライトピアノは前方へ(壁方向へ)音が響く性質があるので、自分の演奏が自分の方へ直接返ってくるのはやはりグランドピアノでしょう。

自分の演奏をよく聴きなさい、と先生はおっしゃいますので、そういった意味でもグランドピアノの方が高性能です。

音大受験となると曲も本格的になってきますのでアップライトピアノでは物足りなくなってくるかと思います。

私は家でもグランドピアノで練習するようになって、広い視野で演奏できるようになったと感じています。

ですのでやはり可能であるのならグランドピアノの購入をおすすめします。

ただ、音大に入ってみるとおうちではアップライトピアノで練習している、という人も何人かいました。優秀な演奏仲間です。

グランドピアノのデメリットは金額が高いこと、音が四方八方へ響くので騒音の問題がアップライトピアノに比べて大きいこと、場所を取ることだと思います。
部屋の広さ、経済的な面、防音の面で問題が無さそうであれば購入することをおすすめしますが、自分が置かれた限りある環境の中で演奏レベルをぐんぐんあげている人もいること、グランドピアノを購入したからといって上手になることが約束されるわけではないことをご理解いただければと思います。

スポンサーリンク

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る