学校という縛り

みなさんはどんな学校に通っていましたか?
学校によって、方針や生徒の雰囲気、環境、キャラクター、教育レベルも全然違いますよね。
私は中学受験をして、中学から私立の学校に通っていました。
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裕福ではないのにも関わらず、両親はわりと好きなようにさせてくれました。
周りに中学受験をする友達が多かったのでそれに影響され、私も中学受験をしたいと言い、自ら音楽教育に力を入れている私立の女子校を選び、受験しました。
その学校には6年間通いました。
自分で選んだ学校だったにも関わらず、すごく校則が厳しくて通うのが辛かったのを鮮明に覚えています。
スカートの丈は膝下でなくてはならず、定期的に身だしなみチェックの時間があり、髪型は三つ編み、眉毛をそろえると注意され、友達同士で休日にお店に行くのも禁止、男女交際禁止、生まれつき髪色が明るい人は届出を出さなくてはならず…その他多数の決まり事がありました。
当時は言われるがままに守っていましたが、何故そこまでの決まりがあったのか、よくわかりません。
ましてや、音楽教育に力を入れている学校なのにみんな同じようにさせられて自由がないので、そのせいかはわかりませんが学生時代は殻を破った演奏ができませんでした。
毎日先生に怒られないようにと、びくびくしながら生活していました。
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勉強とピアノ練習の毎日…好きなことができず、冒険もできず、辛かったです。
その学校は「品性」を大切にしていました。
「品性」というワードが学校のパンフレットや朝礼の時など色々なところに出てきました。
実際に礼儀作法の授業もありました。
しかし、正直なところ、クラスのみんなは品性のかけらもない状態でした。
やはり、縛られすぎると逆効果になってしまう傾向にあるのでしょうか?
私はこの学校に通って、ありのままの自分を殺して、周りに気を遣いすぎていたので、卒業後、しばらくぼーっとしてしまいました。
素の自分を忘れてしまい、本音を言えない人になってしまいました。
今はだいぶ、本音を言えるようになりましたが。
縛られるという表現はふさわしいかわかりませんが、こういった環境は私には合ってなかったのかもしれません。
他の学校に行ってたら、また違う自分に出会えたのかもしれません。
でも、私はこの6年間一生懸命言われるがままに勉強し、ピアノを練習し、音楽を学んだので、その分あとになってから楽な思いをさせてくれている部分もあるし、得られたものもあるので、ちょっと辛かったけれど、もっと青春したかったけれど、これで良かったのかな、と思うしかありません。(笑)
ただ、今思い出してもあの6年間は地獄でしたね。
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