芸術・アートの本当の意味、本質。音楽・美術の魅力

クラシック音楽ってなんだか堅苦しくて、聴いていると音楽の授業を受けているみたいで、何がそんなに良いのかな…と思いませんか?

美術館ってただ絵とかが飾っているだけだし、やたら静かだし、絵や作品を見るだけで何が楽しいのかな…って思ったことはありますか?

以前、「音楽は何の為に存在するのか…?音楽の必要性、音楽に救われた話」という記事を書きました。

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今日は芸術をより全体的にみて、芸術の魅力や必要性について考えていきたいと思います。

私は20年以上音楽を続けており、それは私にとって趣味でもあり、お仕事でもあります。

当然、30年、40年続いている方にとっては20年の私なんてまだまだ未熟ですし、生まれたての雛のようなもの同然と思われてしまうかもしれません。

しかし、20代の私にとっては20年以上共に歩んできた音楽はとても特別で、何よりも一番深く見つめているものなのです。

芸術とは、ある人によって表現する物事を、またある人が見たり聴いたりすることで、心を動かされて成り立つもの。

芸術には音楽、美術、演劇などが含まれます。

私は、芸術とは人間が作ったものであり、「人生のすべて」ととらえています。

建前とか気遣いとか、社会的に求められているような綺麗事ではすまない。

何よりも高級で、すごく深いところにあって、人間の本質に迫ったものこそが、芸術だと思うのです。

今までは芸術に全く興味がなくても、ある芸術に触れた時にハッとさせられることが誰にでもあると思うのです。

私は以前、音楽は好きでも美術には全然興味がなく、良さが理解できない人でした。

でも親戚に誘われてしぶしぶついて行ったデトロイト美術館に展示してあったピカソの「アルルカンの頭部」をみてひどく感銘を受けました。

この作品は見て幸せな気分になれるものでは決してないと思います。

ものすごく暗くて不気味な作品なのですが、私はすごく衝撃を受けたのです。

この道化師は、何を考えているのだろうか…と思わされる表情をしているし、よく見ると、衣装の色(青とピンク)が顔にも散りばめられていて、私には魅力的に見えるのです。

それから、私は絵画に興味をもつようになり、美術館にも足を運ぶようになりました。

また、ある人は音楽に何の接点もなく、全く興味がなかったけれど、テレビをつけてたまたま流れていたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴いて涙を流したそうです。

芸術ってそんなものです。

急にハッと感動させられ、夢中になるものだと思います。

なぜなら芸術は「人生そのもの」だからです。

日々生活していると、何かに急にハマったり、執着してしまうことって日常的によくありませんか?

それこそがあなたにとっての芸術だと思うのです。

さきほど最も高級などと書いたせいで身が引き締まった方もいるかもしれませんが、だからといって高いブランド品のように値段が高い高級感というものとはまた異なります。

本音を言ってしまうと、芸術って感動したお客さん側が値段を設定するものだと思うのです。

感じ方は本当に人それぞれだから。

たとえば、私は「アルルカンの頭部」を見たことで泣きそうになるほど感動してしまったので、何十万、何百万の価値があっていいと思えます。

でも、その絵に何も感じず、一銭も払う気になれない人だっていると思うのです。

私はピアノを教えていて、幼稚園児の生徒さんもたくさん指導していますが、特に男の子は乗り物が大好きな子が本当に多いと感じます。

まだひらがなも書けないのに、電車の種類とか駅とか発車音とか、電車のことなら何でも知ってる子も珍しくなく、驚かされる毎日です。

そういう子どもたちにとって、電車などの乗り物は心動かされる「芸術」なのではないでしょうか。

その子たちにとっては乗り物が他の何よりも価値の高いものなのでしょう。

たとえまだ子どもでも、何かに感動させられることってあるのですね。

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まだ少ししか生きたことの無い子どもからすると、私たち大人にとって当たり前なことがすごく大きな刺激だったり発見で、毎日新たな発見の繰り返しなのですから。

子どもは繊細とよく言いますが、大人になってからだって、感受性豊かである意味繊細なのでは?と個人的には思っています。

私はよく「子どもの時は純粋で何も知らなくて、毎日楽しかったなぁ。子どもの頃に戻って気楽に生きたいなぁ」と思ってしまいます。

なぜそう思うのでしょうか?

歳をとるにつれて経験を重ねて、物事がわかってきて色んなことを感じてきたからネガティブになったり不安な感情が出てきますよね。

何も知らなければその本人は何も怖くないのです。

無知は傍から見ると恐ろしいことですが、本人は怖いという感情はありません。

歳をとるにつれて、苦楽を経験します。

誰かとぶつかりあったり裏切られたり、大切な人を亡くしたり。

楽しいことも、怖いことも、悲しいことも知っている。

だからこそ、そういう意味では何も知らない子どもたちよりも、大人の私たちも心は繊細になっている気がします。

そんな繊細な心は、さまざまな物事について感動しやすい心でもあります。

自分が素敵だなと思う芸術をみつけて、心をたくさん動かすと人生に充実感を与えることができるでしょう。

色んなものに触れて、人生を豊かにしませんか。

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